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1000mgは何グラムでしょうか?

よくスーパーで、10円/gなんて表示があり、「安い!」と思ってよ~く見ると、ちっとも安くないじゃんって思う事ありませんか?

 

数字のマジックで一瞬安く思えますが、実は通常の金額と大差ないんですね。さらに、みかん30個1000円で売っていて、1箱1000円のみかんも同じ所に置いてあり3kgと表示があれば、非常に微妙な選択になります。バラで買うか箱で買うかを迷う事になります。みかんの前でたたづんでしまいますね。(--;

 

1000mgが10円なんて表示されると、すごく多い量なんだと勘違いしてしまいますが、実は1000mg=1gなんです。10g?100g?なんて考えてしまいます。人って表示の仕方で騙される傾向があります。売り手は上手い事を考えて表示していますね。

 

という事で、数字は嘘をつきません。製造をされている方は品質Upは必須なのですが、通常は1000個作って10個不良が慢性的に発生してしまうと仮定すると、「今回の1000個では5個しか不良がなかった!良かった~。」で済ませてはいけません。

 

逆に、1000個作って20個の不良が発生したら、即異常だと誰もが気が付きます。なぜなら通常10個前後の不良なのに、倍の20個も不良だったのですから、何かあったと思えます。

 

1000個で20個の不良発生が異常ですが、5個しか不良がなかった事も異常と感じる感性を持ちたいです。5個しかなかったら、「不良が発見できなかった」「作業者が変わった」「工程改善を行った」など、原因がしっかり掴めないと、その1000個はお客様に納品してはいけないロットと判断すべきです。

 

当然、20個も不良があれば「原因を掴む」事は必須ですよね。数字は何も言わないですが、その数字から読み取る事が肝要です。

 

5個の不良であっても、20個の不良であっても『異常』な事は間違いないのですから。数字を見て気が付かない事が『異常』です。

数字を考え感じる感性を常に肝に銘じて置くことが肝要ですが、数字だけではなく、いろいろな場面で『異常』と思える物の見方ができる自分でありたいですね。

さらに言えば、『異常』と思った事を『放置』しておくことは、異常に気が付かない事より、さらに罪が重いですね。